時間の流れを考える時の図

2023年が終わるらしい

僕がXでフォローしているProgress Bar 2023(@ProgressBar202_)が「2023 is 96% complete.」という投稿をしていた。名前の通り2023年が何%終わったかを投稿するアカウントなのだが、それにしても一年は早いなあと思った。(前回は自己紹介的な意味合いが強い記事だったから「です」「ます」調で書いたが、今回からは「で」「ある」調で書く。)

どうやって時間の流れを考えるか

僕は一年かそこらの時の流れを楕円状でドーナツ型の図で考える癖がある。一方、数年から数十年、数百年単位では、地層のような形の図で考えることが多い。多分幼稚園の頃からそうだったと思う。これだけ言ってもわからない人も多いだろうから、できる範囲で紙に書いて具現化してみた。

f:id:safe_seifu:20231218230622j:image真ん中の図の一番左に位置する数字が読みにくいが、「2045とか」

100%頭の中を表現できたとは言えないが、こんな感じ。

便宜上平面図で示したが、感覚としては立体に近く、少し角度を変えて見ることができる。

「一年カレンダー」

上の図、一年カレンダーは見ての通り色ごとに特定の色がついていて(限られた色鉛筆ではそのまま表現することは難しかった)、それぞれの月の面積は均等ではない。3月と4月の間には微妙な空間の隔たりがあり、年度の境目が反映されたものだろうと思う。図では真ん中に穴を書いたが、実際は内側はグラデーションになっていて、はっきりとした境目はないようなイメージ。◯月下旬、などのもう細かい規模の予定も、大抵この図で考える。これを書いている途中で気づいたが、過去もしくは遠い未来のある1年間(例えば1945年)をこの図を使ってイメージする時、白黒になっている。現在に近づけば近づくほどカラーになっていくようだ。

話は逸れるが、僕には7割くらいの単語・文字に色のイメージを結びつける癖もある。例えば、

  • 」は緑
  • ペン」は青
  • 」は赤 

というように。というか、そもそもこれが原因でこのカレンダーにも色がついているのかもしれない。普段読み書きする時は滅多に想起されることは無い。

 

「数十年・数百年カレンダー」

真ん中・下の図、数十から数百年カレンダーは無色で、これまた年ごとの「地層」の幅は一定ではない。傾斜がついていて、2000年から現在に近い範囲では平面、それより未来や2000-1900年の範囲では左上がりになっている。1900年以前は基本的に平面である。おそらくこれらには、◯◯世紀という概念が影響しているのだろう。また、1945年以降と以前、すなわち戦前と戦後ではなんらかの隔たり、境界が感じられる。先ほども述べたように、視点はある程度変えられるので数十年後未来を考える時は大抵、垂直な壁のイメージとなる。

20-30年程度では下の図にようになり、より詳細に西暦がイメージされる感覚。現在地点より未来になると、ブロック状になっていた「地層」が、川に流れる筏のようにが横向きになっていく。

 

少しはイメージしやすくなっただろうか。もし同じように考えてるよ、という方がいたら嬉しい。

 

終わりに

みんな無意識に時間の流れを直線で考えがちだが、ある一瞬の連続であると捉えれば、直線で捉えるのは誤りと言えるだろう。直線上を移動して過去のことを思い出しているつもりでも、実際は今この瞬間にある過去の痕跡をなぞっているだけなのかもしれない。まあ、こんなことはおそらくすでに論じ尽くされているテーマだとは思う。

ともかく、2023年はあと10日くらいで終わる。2023年は自分としても結構いい年だったんじゃないか、と思っている。図らずとも、「最初」を扱った記事の次の記事が「終わり」に関連したものとなった。もちろん偶然。

それにしても一年が過ぎるのは早い。1日が過ぎるのも早い。日付も変わったし、眠たくなって来たので、記念すべき二つ目の記事はこれくらいにしておく。それでは。